2017年11月30日木曜日

脳内にオキシトシンが出ることで愛が

人間の脳内から分泌される神経伝達物質は、20種類を超えるという。
アドレナリンとかセロトニンなどの働きはかなり以前から言われているので、知る人が多いし、実生活で活用してもいるらしい。

人間が潜在能力を発揮して想像される以上の力を示すことができるのは、これらの脳内物質が関係しているのかも知れない。

人間がこの世に生まれてくるのは、幸せになるためであるといわれる。
その幸せに大きく関与しているのは、愛をつかさどる神経伝達物質として注目されているオキシトシンであるという。
オキシトシンはもともと、子宮を収縮させるホルモンとして産婦人科でも使われていたが、最近の研究では、絆を強める作用があることも分かってきという。
オキシトシンは別名、愛情ホルモンとも呼ばれており、共感と信頼を促進するといわれています。
人とのふれあい、仲間との絆を感じたときや、母親が赤ちゃんを抱くときにも分泌される優しいホルモンであるが、愛は全てを許すことができることから、敵というものをつくらず、幸せを齎す物質ではないかと思う。

これをコントロールして、誰もが大量に脳内に出すことができれば、幸せな環境を作り出すことができるのではなかろうか。
自分を許し他人を許し、愛を惜しみなく出すことを心がけていれば、オキシトシンが出しやすい体質ができるのではなかろうか。

愛は蓄積できるものなのだという。いうなれば「貯愛」
それは巡り巡って自分を幸せにせずにはおかない。
昔の人が「情けは他人のためならず」と言ったのは、そういうことが実感として理解できていたからではなかろうか。
目先の自分の損得ばかり考えていたのでは幸せはやって来ないということになる。

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