2013年1月16日水曜日

「それ、聞いた」という言葉を安易に使っていると


何かを話しかけられたとき、「それ前に聞いた」とか「それ知っている」と言下に遮って、後を聞かない人というのがいる。

 

確かに同じことを何度も聞かされるのや、知っていることを教えてもらっても、煩わしいことであることは事実であろう。

 でも、これをいつも言っている人のところには、段々に情報が入って来ないようになる。

「もう話したことがあるかも知れない」「どうせこんなことは知っているだろうから」と、周りの人は思うようになるからです。

 そうしているうちに、大事なことも知らされなくなってしまう。

 そうなったときに言うのが「それ聞いてない。」とか「なんで報告しないんだ。」という言葉。

 そんなことはないのです。自分が聞こうとしなかったのです。

何度聞いても、少しずつその話に関連する情報はつけくわわりもあって詳しくなるのだから、疎かにしないということが大切です。

 

 もうひとつ大事なことがある。

年寄りが何度も同じ話をしてくるのを「それは前に聞いた。」「何度も聞いた。」というように対応していると、段々話しかけてくることが減って行き、話をすることがなくなって黙り込んでしまうようになる。

それがボケにも繋がってしまうという。   

面倒くさがらず聞いてあげるのも大事なことのようです。

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