2013年1月8日火曜日

梅に鶯 花に北風


暖かい冬なら、年明けすぐにウグイスの初音がきかれます。

鶯は、今年は声も聞かれないし姿も見ないが、代わりにメジロがやってきます。

 

正月には咲くはずの梅も、まだ蕾が綻びそうにもありません。

盆栽仕立てにしていたものを、庭に下したものなので、幹回りは40センチほどあります。

場所がないので、サツキの間で窮屈そうにしているものですが、咲けば花が大きくて見事に盛り上がって咲くのですが・・・

 

梅には、俳句も和歌も多い。

 梅一輪 一輪ほどの あたたかさ (嵐雪)

 梅が香に のっと日の出る 山路かな (芭蕉)

 人も見ぬ 春や鏡の 裏の梅 (芭蕉)

 手をかけて 人の顔見て 梅の花 (一茶)

 一輪を 五つに分けて 梅散りぬ (蕪村)
 東風吹かば 匂ひをこせよ梅の花 主なしとて 春な忘れそ (道真)

0 件のコメント:

コメントを投稿