2013年1月17日木曜日

「いただきます」という言葉


 人は、植物のものであれ動物のものであれ、他の生き物の命を食さない限り自分の生をつなぐことができない。

「いただきます」というのは、あなたの命を私の命として頂きますという感謝の挨拶の言葉なのだという。

なんの疑問も持たず、ご飯のときには手を合わせ「いただきます」と言ってたべ、食べ終わると「ごちそうさまでした」と自然にやっていましたが、そういう意味があるのだと知ると、食べ物は大切にしなければならないと思う。

 

学校の給食の時間に、先生が生徒たちに「いただきます」と言うようにしどうしたところ、「そういう宗教儀式はしないようにしてくれ」と文句を言ってくる親が、最近はいるのだとか。

感謝の気持ちをあらわすのは、宗教とは違うことだと思うのだけれど・・・

 

 我々が育った昔には、食べ物を粗末にすると罰が当たるとか、お米はお百姓さんが88度の手間をかけて育てたものなのだから、こぼしたり食べ残してはいけませんと言われたものでした。

 日本がナマゴミとして捨てている食べ残しの食糧が、食糧難で餓死している国の数千万人の命を救えるのだと聞くと、勿体ないなと思えてならない。

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