2013年2月10日日曜日

 明日は建国記念の日


今年の初詣は、神武天皇が祭神である橿原神宮でした。初めての参拝でした。

 

日本の建国は何をもって建国としているのかということなのですが、実は殆ど知られておりません。

「日本人は日本のことを意外と知らない」という意味で言っても、今や日本人の多くは、その基本とも言える国家の創始について、何ら知らないのです。

しかし、国家の創始を知らないというのは、世界の常識で言えば、珍しいことになるのかも知れません。

歴史上の事実である国もあれば、神話の世界のことであることもあって、それに目くじらを立てるのではなく夢のある話として各国は受け入れているようです。

 

日本では、日本書紀や古事記は歴史書ではないし、天皇制を問題視するなどして、記念日ではなくて記念の日としています。

古事記や日本書紀に出てくるお話は、絵本で読んだ神話くらいの認識しかない人も多い。

 日本の建国記念日は、別名、紀元節(きげんせつ)と言い、その紀元とは、初代天皇である神武天皇の即位の日に始まります。

これを建国年代で言えば、今年は紀元2673年であり、世界でも最古の歴史を持つ国ということになります。

日本に次いで古い国家は、約1100年のデンマーク、続く約900年のイギリスと、その古さは歴然です。

中国やエジプトの古さをご指摘する方もいらっしゃると思いますが、これは、単純な歴史の長さをいっているのではなく、あくまで国家年代です。

天皇を国家元首として、国の統一を堅持してきた体制そのもので、これは、皇統譜と呼ばれるひとつの系図をもって、125代にわたり連綿と引き継がれたことになります。
 これは、世界的にみても正に神話そのもので、日本の皇室は、世界の王室、国家から大きな尊敬を集め、その価値は日本人以上に知られていることも事実です。

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