2013年2月26日火曜日

ものを習う姿勢・聴くマナー


ある研修会に参加してみました。

講師が一所懸命に講義をしているのですが、その声が聞こえないくらいの声で私語を交わしている人たちがいかに多かったことか。

研修に参加しているくらいなのだから、何か身に着けたいものがある筈なのに、聞く姿勢すらなく周りに迷惑をかけているとの認識もないのが不思議でした。

話がしたいんだったら、外で思いっきりすればいいのに。

こんな輩に限って、それ知らない、聞いていない、教わっていないなどという。

 

いい大人なのに、義務教育の時期に学校でも家庭でも、物を教わるときのマナーを身に着けられなかった可哀そうな人たちなのだと思いつつも、それですまされていて良い筈がないのだと思えてならず、静かにして下さいと注意しました。

ただ、これをすると逆恨みされて何をされるかわからないリスクがあるのが困ったことです。

 

ホールで催されるコンサートなどでも、このての輩はいる。

ヒゾヒソ話をする、咳やクシャミをかまわずする、鈴をつけた携帯電話を取り出す等々。

基本的なマナーが皆無では、一生のうちにどれ位のマイナスを蒙るかということを考えたら、疎かにはできないのだと思うのだが・・・

基本を身に着けるのは子供のうちであろうから、親や先生が教えておくことが大事だと思うのです。

 

ものを習うには、昔はお師匠さんに弟子入りできなくては叶わなかった。

自ずから、習う姿勢ができていたのだと思います。その姿勢すらできていなければ、仮に入門できたとしても破門されるという認識があった。

近年の学校教育も、教育を受ける権利というものが表面にあって、義務の部分がないがしろにされているから、体罰だなんだということが起こる一因に思えてならない。

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