2013年2月6日水曜日

もうすぐ誕生日


誕生日は、年に一度の自分にとって大切な記念日。
皆さんはご自分のお誕生日をどのように過ごされますでしょうか?

子供の頃は、母がお赤飯を炊いて祝ってくれたし、結婚してからは、ご馳走を食べたりプレゼントをもらったりして嬉しかったものです。
ところが年を重ねるにつれ、感動は薄れ、誕生日がくるのを楽しみに待つことなんてなくなって、ひどい場合には自分の誕生日を忘れてしまって、妻がお赤飯を出してくれて初めて気づくなんていうことが度々でした。
でも、お誕生日というのは、とても大事な意味を持つものなのです。

誕生日は、生まれた時に発するのと同じくらい、偉大なエネルギーに満たされているのですから・・・

選ばれてこの世に生まれてくると言うことは、本当に奇跡的なできごとなのだと思います。

そしてやっと生まれてからも、食糧事情、暑さ・寒さや病や社会環境などの諸事情で幼い時に死亡することも多かった時代もあって、無事にこの年まで生き延びられたことは、疎かにできないと思うのです。

日本では寿命も倍近くに延びています。命には、寿命と定命というのがありますが、それについては改めて書くことにします。

命が生まれ、死なずに育つことがあたりまえとなってしまった現代、人は、命と言うもの、生きると言うことに対しての尊厳や感謝の気持ちが薄れてきてしまったようです。

祝福され光明に包まれて生まれたときと同じ光に包まれる誕生日は、大事に迎えたい。


まず、自分が生まれたところを想像してみるに、体がさして丈夫ではなかった母が、苦しい思いをしながら一生懸命私を生もうとがんばっています。
自分も大変な思いをしながら、やっと頭を出し、「おぎゃあ」と言って暗かったところから明るいところへ出てきました。

母は生むのに精力を使い果たし、とてもぐったりしているが、私が生まれてとても喜んでいます。

それからは、母に乳をもらい、おむつの処理をしてもらって育ててもらい、自分のことが少しずつ自分でできるようになりました。

それなのに、親孝行らしいことは何もできなかったことが悔やまれます。
遅まきながら、誕生日には「お母さんありがとう」と声に出していってみようと思う。

プラスの言葉を声に出すと、言霊(ことだま音の持つ波動・エネルギー)が発動するというから、あの世まで届くかも知れない。

そして、「お父さんありがとうございます」、「おじいちゃん、おばあちゃんありがとうございます」、「ご先祖様たちありがとうございます」などと、自分が生まれることに関係した人たちに、感謝の気持ちを述べてみようと思う。

加えて、妻や子や友達など普段自分と関わりのある人にも感謝の言葉を述べ、さらには、自分が住んでいる地球や、水や空気などの自然の恵みにも、心の中で感謝しようと思っています。

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