2013年7月6日土曜日

褒め言葉の持って行き方


 以前のことですが、北海道に旅行した際に勉強になったのが先輩の冗談。

 昼食のために立ち寄った先に、それはそれは色白で可愛らしいおねーさんが係としてつきました。

 70歳にしてまだまだ元気なオジイサンが声をかけて曰く、「アナタ日本人?ロシア人?」。

むすめ答えて曰く「日本人です。」

「そ~お、日本人?」

「日本人ですってば。」

「それにしても日本語が上手だね。」

「ですから日本人ですってば。」

「そ~お?でも日本人にはこんな綺麗な人はいないヨ。」

 ここで同行のみんなが大笑いになった。

 

そこはそれ、直接的にものを言うと誤解を招きかねないことがあります。

ただ単に「貴女、綺麗だね。」というのは、本当のことであっても中身の伝わり方が違ってくる。

 

人に何かを言う時、思っていることが素直に伝わり、相手が気持ちよく理解してくれる話の持って行き方というのは色々あります。

 

同じことを言うにも、工夫がたくまずしてできるようにできれば、随分世の中は和やかに行くものなのだと思いました。

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