2016年10月18日火曜日

考えてみれば休戦中の国同士だった

ムスダンの発射が失敗したというが、安心はできまい。確実に成功しているものも保持していることは疑いなさそうである。
北朝鮮が核とミサイルの開発をしたことで、韓国は休戦状態が破られたときの安全保障をどうするかについて効果的な対策はなさそうである。
反米を唱え反日を唱えてきている間に何とかしたわけではなく、自国だけではなんともならない。

日本の国会では、日本の安保法制に絶対反対を主張していたO議員が、こと韓国に対しては守るべきだと必死になって食い下がっていたが、憲法の制限があってそれはできないと答弁され、憤懣やるかたない形相を見せていた。日本は駄目だが韓国は守れとでもいうのだろうか。

詳しく調べたわけではないのでわからないが、違和感を覚えるのが朝鮮戦争の休戦協定である。

米国が太平洋戦争直後、韓国を防衛ラインの外に置いたことを勘違いした北朝鮮の金日成が、これ幸いと南進を始めたことに端を発したのだったと思うが、韓国軍は追いまくられた。
そこで国連軍が組織され、米軍が戦争に加わることになったということだろうが、北朝鮮と韓国は、いうなればソ連と米国の代理戦争だったと教わったように思う。

国連の安保理事会は、ソ連と中国(蒋介石)の反対があれば、国連軍を派遣することはできなかった筈だというの、何故国連軍が組織できたのか、というのがまず不思議なことの第一。

米国軍の後押しで戦線を押し返しはしても、そこに何故か中国共産党が加わった。
韓国人は中国人には敵わないと長い歴史の中で刷り込まれているから、見るも無残に逃げ散ったというから、実際に戦ったのは自由主義側の米国と、共産主義側の中国だったというのが、今までの私の認識だった。
ソ連は、どこに消えていたのだろう?米ソはなあなあだったのか?

実際、休戦協定に署名したのは、国連軍を代表して米陸軍中将ウイリアム・ハリソンJr.と、中国人民解放軍大将 南日。李承晩は絶対反対を唱えたらしいが、当事者ともなっていない。
これが不思議の第二。

何とも変な構図ではないのか?
現在の韓国は、戦争中の北朝鮮を抜きにして、日本を敵国視している国民が多いと聞いているが、何を考えているのやら。
日本は絶対に韓国となぞと戦争しない。頼まれたって御免だと思っている。

プロレタリアを標榜しながら人民を搾取しすぎて問題を抱えすぎてしまったのか、北朝鮮と中国の対外強硬姿勢には、何かに追い詰められて必死になっているのではないかとの嫌な予感がしてならない。
間に挟まれている韓国は、足の引っ張り合いでまとまらないようだし・・・


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