2014年3月14日金曜日

右とか左とかに一括りにはできない


最近、日本は右傾化していると言われているとのニュースを目にするが、そうなのだろうか?

我々の多くは、そういう表現に違和感を覚えるのではないだろうか。

今の日本は争いを好まないし、極めて平和的だと思うのだが、当たり前に自らを守るためのことをしようとして動くと、右傾化だといわれているようにも見える。

 

そもそも、この「右」とか「左」というのは、フランス革命のときの議会の席順が、体制を護る主張をする保守のジロンド派が議場の右側、変革を目指す過激な勢力のジャコバン派が議場の左側を占めていたことによるものだと言われる。

 

強硬派をタカ派、穏健派をハト派と呼ぶことも有り、共産主義社会主義を左翼、そうでないのを右翼と呼ぶこともあるが、戦争好きを指して右翼ということもある。

 

戦争をするのは、左翼だって右翼だってありうるし、どんな体制の国だって軍備は整えるから、一括りに右翼だとか左翼だとかいう非難はいまいちピンとこない。

 

われわれはもっと平和で多様的だと思うのだが・・・

そういう多様性を表す言葉があってもよいのでは?

 

 

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