2014年3月2日日曜日

春の彼岸から、気候だけでなく気持ちも暖かく


 人を好きになれない人が、人から好かれるわけがない。

同じく、誰かを大事にしない人は、誰からも大事にされない。

人から好かれる人は、大事に思う人がいるし、どういうわけか大抵ご先祖様を大事にしています。

 

 東日本大震災の後、「何が大事だと思いますか?」というTVの取材質問に対し、「家族です。」と答えている子供たちが多かったことが今も鮮明に印象に残っています。

 家族が好きで大事だという気持が、人を大事にするということの出発点だと思います。

 

 自分を好きだと思ってくれる人には、何でもしてあげたくなるのが人情です。

 思いやりの気持ちが、世界中から称賛されるあの驚異的な助け合いの行動に現れたのではないでしょうか。

 

 人間関係の良し悪しというものも、物事がうまく運ぶかどうかということも、こういう人としての原点に気づけるかどうかによるものだと思われます。

日本人は、身体の心底にそういうものが刻み込まれているのだと思えてなりません。

 

 自分が今あるのは、両親がいてまたその先祖がいたからだ、ということに意識が向くことは少ない。

 人と人のつながりの原点であるにもかかわらずです。

 甚だしきは「産んでくれと頼んだ覚えはない。」などと罰当たらなことを平気でくちにする。

自分が愚かだから、この世に生まれてくるときに「この両親のもとに生れたい!」と願ったことを忘れ去ってしまっているから、そんなことが言える。

感謝と思いやりがないのでは、幸せへの道は限りなく遠い。

 

 

 決意を新たにするとき、人は先ず身の回りを綺麗にしようとします。ご先祖様の墓石も綺麗にすると、体に感じる清浄感が格段に違います。

 自分でやって僅かな費用でできる方法があるのです。お彼岸までに頑張ってやってみてはいかがでしょうか。

「自分でもできる墓石クリーニング」

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