2017年6月20日火曜日

支持率調査の結果は信じられるものなのだろうか?

政党と内閣の支持率の調査があったらしい。
どんな質問形式で集計したのか判らないけれど、マスコミが大々的にネガティブキャンペーンをした割には、彼らの思惑ほど率は下がっていないようである。
それに対して、躍起になって擁護した民進党の支持率は、4.2パーセントと、1割にも満たないという。
民主主義が侵されたなどと主張するけれど、反対者も含めすべての人が賛成するまでまっていたのでは、いかなる法案も決まることはあるまい。
印象操作でフル活用した文部省の内部文書も、どうやら底が割れてきそうな様子が見える。
全てがその通りではないかも知れないが、https://www.youtube.com/watch?v=gkP5y6Jq0t8 なんてのを見ると、当初には怪文書扱いされたことも頷ける。
そもそもが、共通ファイルに保存されていた文書ではなく、個人のファイルに保存されていたものだとしたら、存在が確認できなくても当然である。
騒ぎは大きくすることができたけれど、国民が冷静さを取り戻したとき、思惑をもって取り上げ続けた側への反動と不信感は取り戻せなくなるのではないのか?

日曜日の某番組では、自分たちの思惑通りに世論が動かないのは、ものを考えない国民が悪いと批判したらしいが、彼らのような誰の為・何の為にものを言っているのか解らない偏向報道にはもはや乗せられないくらい、ものを考えている。
自分の思っていること以外を認めないで批判するのでは、ますます世論から浮き上がって、共感は得られなくなっていくと思うのだが・・・
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読み聞かせ童話「蛙の子」

「蛙の子は蛙」という諺があります。
「何事も、子は親に似るものだ。凡人の子は凡人である。」という意味で使われます。
「瓜の蔓に茄子はならぬ」というのも同じような意味です。
これを英語では“like father, like son”(この親にしてこの子あり)というように表
現されているようです。
確かに、外見上はそうなるに違いありませんが、人間は持っている才能を磨くことで、
立派な大人に成長することができます。
「鳶が鷹を産む(平凡な親がすぐれた子どもを生むことのたとえ)」という表現がされ
ますが、親も子も努力をしたり環境を整えることでそうなることができるのが、ほかの
動物と違うところです。
ですから、「蛙の子は蛙」というのは、形態、機能、特徴は親から子へと遺伝子によっ
て伝えられていくものでありますから、自然界で起こる当たり前のことをいっているだ
けの諺ということになります。努力をしても無駄だ、ということでは決してありません。
猿はいつまでたっても猿ですが、人間は違うのです。
心というものの働きがあって、高い志をたてて日々努力すれば、理想の姿に近づくこと
ができるのです。それは、自分一人だけのことではなくて、周りの人たちをも高めるこ
とができるのです。
そうは言っても、人間はどうしても怠け心というのが出てきてしまいます。でも、それ
に負けないで励んでいると、段々に幸せに近づいていきます。
歴史上に名を遺した人たちは、文化や学問や芸術やスポーツに限らず、そうした努力を
し続けたのです。
鳶の子が鷹になることは実際にはありえませんが、人が精神的な中身を育て上げて立派
になることはできるのです。それは、人以上の人ということができます。

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