2017年6月30日金曜日

部分的な情報では判断できないのに

獣医学部を1校にかぎらず複数作っても良いと総理が言った途端、野党もマスコミも文科省も必死になってコメントしているが、語るに落ちたということではないのか?

50年も新しい学部の新設ができなかったことは、いかになんでも既得権益が守られ過ぎできたという証ではないのか?
このまま何も変えずにぬくぬく行く方が良いとは思えないのだから、結果的には良い選択といえなくもない。
文句を言っている人たちは、国民の為といいながら感情的だし、主張に何か胡散臭さを感じさせられてしまう。

そもそも、文部省からと言われる漏洩文書は、テロ等防止法案潰しに使われているという側面が垣間見えていたが、それが潰えてもまだ、加計学園問題を言い続けているのは何故なのだろう。
岩盤規制とかで、既得権益を守っている行政に楔を打ったことに抵抗をし続けようということなのだろうか?
未だに言い続けている人たちは、官僚主導ではなく政治主導で行政は為されるべきだと言っていた側なのではなかったのか?
天下りは、行政官庁の役人ばかりではなく、新聞社のOBも同様であることが、騒げば騒ぐほど、段々に浮彫されてくる。
な~んだ、そういうことだったのか、という感が否めなくなってしまう。

ジャーナリストというのは、諸外国では事実を報道するのが仕事だという認識らしいが、日本では権力を監視するのが仕事だと言い張る。
だとしたら、マスコミだって権力そのものになる筈だが、自分のことは棚に上げてものを言うから、おかしなことになる。
北朝鮮が地上の楽園だと宣伝しまくったことや、慰安婦の捏造報道で日本を貶めたばかりでなく、世界を騒がせたということへの反省や謝罪もないままでは、何を言っても信頼されまい。

行政が歪曲されたと前次官は主張しているが、我々としては、学校教育が歪曲されてきたと思っている。
主権国家としての領土問題も、教育指導要綱にそれを書くことを積極的に潰したのは、前川氏であったとも聞く。
官庁の人事は、その省内で決めるのは当然としても、国の組織である以上は、少なくとも次官を決めるときに、彼がどんな仕事に携わり何をしてきたかくらいは、事前に国民に知らせるべきではなかろうか。

青山氏が怒っている。膨大な取材実績により知り得ているいろんな問題の経緯、証拠資料に基づく意見は説得力をもっている。


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