痴漢騒ぎで終電が20分間も停車したのだという。
一般的に法律は「疑わしきは罰せず」ということになっているが、こと痴漢については「疑わしきは罰する」ということになっているらしいから問題がありそうである。
被害者の主張が全面的に採用され、加害者だとされる人がいかにやっていないと主張しても「悪魔の証明を求められることになりかねない。
もとより、本当にやっていたのであれば許されざる犯罪ということになるが、混雑の中での勘違いということもありうるし、中には個人を狙って嵌めてやろうということだって、今のシステムでは可能であろう。さらに言えば、最近は男とグルになって痴漢だと騒ぐ女性もでてきたという。
法が不備だと、嫌な事件も起こる。
冤罪であったと後から判ったとしても、疑われた人は一生を棒に振ることになりかねないから、危険を侵して逃走を図ったり、電車が止まったとしても降車しない事態にもなる。
誣告の罪との整合性がとられなくてはならないように思う。
そろそろ、取り締まりはいかにあるべきかの議論を煮詰めなくてはならないのではなかろうか。
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