2017年6月28日水曜日

教えられてきたことと実際が違うことはありそう

光と陰という字を見ていて感じたことです。

「光」という字は、日本においては明るいもの、希望を齎すもの、という意味で使われる。
中国のように、無くすとか奪うという意味で使われることはまず殆ど無い。そんな意味を持つということ自体を知らない。

小学校時代だったか中学校じだいだったか定かではないが、日本軍は中国において、三光作戦という名の酷い行いをしたのだと習った。
子供心にそれを信じ、随分悪い事をしたのだと思いながらも、不審感はあったことを覚えている。

「三光」が、「殺光」「焼光」「搶光」(略光、奪光ともいっています)を表し、それぞれ「殺しつくす」「焼きつくす」「奪いつくす」ということだと教えられたが、なぜ「光」なのかがわからなかったけれど、それが中国語の意味であるということは、後に知った。

ごく普通の常識をもって考えれば、、「三光」 という言葉は日本語にはなく、明らかに中国語なのですから、日本軍が「三光作戦」という作戦名を本当に使ったのか?という疑問が湧いてくる。日本軍将兵は「三光作戦」という作戦名のもと、本当に「殺しつくし、焼きつくし、奪いつくす」ことを本当にやったのだろうか?
「三光作戦」に参戦したはずの将兵の誰一人として、「三光作戦」などということは知らないのだという。「三光」という言葉自体を知らないということらしい。

にもかかわらず、参戦したとされる将兵が知らなかった作戦が、日本の学生や一般人に知識として教え込まれ、やがて日本人の共通認識になるというのであるとしたら、南京事件と同様、その真実を明らかにする必要はあろう。
過ぎ去ったこととして忘れてしまうというのも一つの考え方ではあるが、相手国が有る場合はそうとばかりは言っていられない。
黙っていれば、相手の言うがままが歴史として後世に残ってしまう。
どうもプロパガンダだった疑いは強いし、反日的日本人学者や政治家が、それを言い立てたようにも思える。戦後しばらくは、それに異を唱えることは難しい状況があった。
戦争をしていたのだから何もなかったとは思わないが、事実はどうだったのかという検証はしておくべきだと思う。

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