「この紋所が目にはいらぬか~!」っていうのは、ご存じ水戸の黄門様の葵のご紋。
息子のザルツブルグ在住時の友人に、ハプスブルグ家後裔の旧貴族がいますが、息子のスーツケースに刻された当家の紋所を見て、たいそう興味を示した。
家紋というのはどの家にもあるから、別段日本じゃ珍しくもないが、家の紋というのが気に入ったみたいでした。
この若様、皿の上の葡萄をナイフとフォークでカチャっとも音を立てずに皮を剥き、種をはずして食べてしまう。驚いていたら倅の曰く、「リンゴだって、皿の上で音を立てず皮を剥いて食べちゃうんだよ。」っていうから皿におっと更に驚いた。
日本食にだって厳しいお作法はあるが、そこまでのことはともかく、伝統として伝えられてきた美しいことを、どのように残していくかということを考えさせられました。
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