フェンネルはアゲハチョウの幼虫に、見る影もないほど丸坊主にたべられて、芯のところがわずかに緑色を残すのみ、あとは枯れるのを待つばかりの状態まで追い込まれたのですが、植物の生きようとする力は、凄まじいものがあります。
刈り取るに忍びないとして残しておいた、そのフェンネルの勇姿です。
この茎をホワイトクリームシチューかなんかに入れて食べると、これがまた、滅法美味いのです。
なによりも、めげないで成長したそのエネルギーを有り難く頂戴して、それに肖る(あやかる)ことができたら嬉しいことであります。
(アゲハチョウは、ミカンやカラタチなどの柑橘類とか山椒などの匂いの強い葉を好むのですが、外来の植物のフェンネルに卵を産み付けるようになって何年にもなります。)
食べ尽くしたフェンネルの後の食料として次に選んだのがイタリアンパセリの葉っぱ。
これも食べ尽くすと、アシタバに移ります。生存し続けるのは厳しい。
フェンネルに
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