2013年5月23日木曜日

ハーブであるウイキョウ(フェンネル)


若い人には、フェンネルと言った方が解りやすいかも知れません。

地中海沿岸が原産地であるといわれる、草丈80cm2mになる多年草です。

茎葉やタネに芳香があって、ハーブやスパイスとして利用されます。

我が国には平安時代にすでに入ってきていて、江戸時代には薬用として栽培されていたと言われています。

完熟寸前の種を収穫して天日干ししたたものを茴香(ういきょう)と呼び、痰切りや胃の薬としました。さわやかな芳香は料理にも利用され、魚や肉料理の臭み消しやお菓子・お酒の香り付けに利用されます。

葉は細かく枝分かれして、糸のように細い。
 


 

夏に花茎を長く伸ばして、小さな黄色い花が傘を広げたように沢山咲きます。
 
 
フェンネルの葉は、黄揚羽蝶の好物らしく、ときに丸坊主になるほど食べつくします。
 
 

 

フェンネルの葉は、黄揚羽蝶の幼虫が好きで、幼虫が集ると丸坊主になるまで食べ尽くします。

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