都会では、雀を見ることが少なくなりました。
それでも、庭に餌を撒いておくと、どこで見ているのかどうたって見つけるのか判りませんが、チュンチュン囀りながら結構たくさんな数が集まってきます。
餌が無いと、窓に体当たりして催促してきます。
ところでこの雀たちを不思議に思ってしまうことがあります。
一度だって危害を加えるようなことをしたことはなく、餌が無くなるころに次の餌を撒くということしかしていないのにも拘わらず、こちらが窓の内側で少し動いただけで慌てて飛び去ってしまいます。用心深過ぎて可愛げがありません。
道端で、こぼれている僅かな餌を啄んでいる雀たちだって、かなり近づいても逃げないというのに。
それで思うのですが、我々だって蔭から援助や庇護をしてくれる好意に対して、感謝どころか避けるような行いをしていないだろうか?
折角の親切を否定するようなことばかりしていたら、いずれは見放されることだってあるのだと気づくことも大事なのだと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿