2017年5月28日日曜日

日本には縄文時代の文化があった

日本は、ギネスブックにも載っているように、最長の継続的歴史を持つ。
皇紀でいえば2600年を越す。
しかし、もっと言ったなら、1万年から2万年の縄文文化をその前段階に持っている国である。
社会文化がそれほど長く続いた国は、世界にないのだという。

狩猟採集を基礎として、自然との協調を図りながらそれを為しえたというのが凄いのだという。
農耕をすれば、開発による自然破壊を伴うと、彼らは知っていたらしいことにも驚く。

縄文土器の技術も優れていて、火炎土器の模様の意味と模様の対照性も研究対象となっているというが、土偶も世界的な研究者の興味を惹くところだという。

十数年前、旅行で三内丸山遺跡を訪ねたときには、まだそんなに深く考えなかったが、産地が限られていた翡翠や黒曜石が、道もなかったであろうその時代に、どのように流通していたのかということを不思議に思ったことだけが、記憶に残っている。


縄文人のDNAが、日本人の中にどのように残っているのかも興味深い。

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