2017年5月20日土曜日

右も左も一致協力が必要な時なのではないだろうか

右翼だとかネトウヨだとか、左翼だとかパヨクだとか互いに言い合っている記事を読むことがあるが、どうもその境目が解り難い。

普通に言えば、
右翼=愛国心を持って、自分たちの日本(の伝統と秩序)をしっかりと守っていこう!安定的で現実的。
左翼=日本(の伝統や秩序)は古い!新しいやり方で、人権や自由や平等を大切にしよう!革新的で理想的。
ということなのだろうけれど、そうばかりではなさそうである。
右翼は、好戦的で暴力的というけれど、左翼だって真底では暴力革命を目指して暴力的であることは、隠しおおせない。

共産主義が左翼で、国粋的なのが右翼だという人もいる。
左翼が平和的だなどというのは説得力がないことは、世界をみればわかる。

戦争の危機が身近になっていることを思うと、左翼も右翼も、国防ということも考慮して、平和を考えるのであれば一致して対応を考えなければならないのに、どこの国に迎合しているのかと思わせるような反日的言動をして憚らないというのでは、それがどちらのサイドであったとしても、合意は得られまい。
最近は、左翼イコール反日に思えてしまうことも気がかりである。

北朝鮮は、核装備しなければ国の安全を確保できないと頑ななまでに信じ込んだ。
強大な軍事力を持つ他国に、力をもって迫られたら一たまりもないことは事実であろう。
「話し合い」などということは、自国内がそうであるように、他国も信頼できないとしたのであろう。
現に、友好国と言われている国からの話し合いであっても、受け入れないか或いは無視して突き進み、核兵器を保有するに至った。
厄介なことにこれを持つと、今度は外に向かって威嚇することをやりかねない。

普通に考えれば、これに対抗するためには、同等以上の核兵器を保有し、万一の場合は反撃あるいは報復の能力を保持していることが抑止力となる。

「話し合い」の好きな方々は、その観点で、まず国内での話し合いをしたらどうだろう。
どうするのが現実的で、どうすれば可能であるかくらいは考えておいた方が良い。
「拉致被害者はいつ帰ってくるんですか?」などと無責任な国会質疑をしているようでは、余りに頼りなさすぎる。


国際間の問題は、対外的に「話し合い」による解決なぞ実際には不可能に思えるし、国連頼みなども絵空事に思えてならない。

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