2017年5月5日金曜日

暖かい陽射しに誘われて散歩をしていると、空き地や土手にピンク色の小さな花をつけた草を見かけるかと思います。
ホトケノザとヒメオドリコソウ。

 どちらも雑草として一括りされてしまうけれど、春に可憐な花を咲かせ、繁殖の力はつよい。
 ホトケノザとヒメオドリコソウはよく似ていますが、別なものだと意識している人は少ないようです。

ホトケノザは,比較的古い外来植物だといわれます。
道端や空き地,田園風景の中で,ホトケノザが繁って咲く風景は,すっかり日本の春の風景となっています。知らないうちにどんどん増えます。
ホトケノザはシソの 仲間でありますが、ちょっと見では解りにくい。
茎の断面が四角いことや花の形などがシソ科らしい特徴を持ってはいます。
重なり合っている葉の形は丸形、三段に重なるので別名を三界草ともいいます。
このホトケノザは、春の七草とは違うのだそうです。




ヒメオドリコソウは、花の形が笠をかぶった踊り子の姿を連想させることから付いた名前なのだと聞きます。
関東一帯に見られる、これも帰化植物なのだとか。
葉が茎の 先端になるほど紫色がかるのが特徴なので、見分けやすい。
こちらは葉の形が丸形ではなく、葉の先が三角をしています。



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